ゆるぎ地蔵堂(読み)ゆるぎじぞうどう

日本歴史地名大系 「ゆるぎ地蔵堂」の解説

ゆるぎ地蔵堂
ゆるぎじぞうどう

[現在地名]平群町大字鳴川

千光せんこう寺の下方、参道傍らの小堂。堂内の地蔵石仏立像は花崗岩製、高さ二メートル余。宝珠錫杖をもつ厚肉彫で、頭上笠石を置く。銘文に「弘安二二年五月願主快尊」とあり、弘安四年(一二八一)の造立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android