ユーヤイヤコ山(その他表記)Volcán Llullaillaco

改訂新版 世界大百科事典 「ユーヤイヤコ山」の意味・わかりやすい解説

ユーヤイヤコ[山]
Volcán Llullaillaco

北部アルゼンチン・チリ国境のアンデス山脈中の成層火山(南緯24°43′,西経68°30′)。ジュージャイジャコとも発音される。標高6723m。後氷期に入ってからは,大きな火山活動はなかったらしく,山体は氷期氷河によって浅い氷食谷が放射状に刻まれている。非常に高いにもかかわらず,現在明瞭な氷河は認められない。この山はプーナ・デ・アタカマと呼ばれる乾燥地帯からそびえており,非常に寒冷であるが,降雪がほとんどなく,空気が乾いているために氷河が形成されないのだと判断される。周囲にはもちろんのこと山頂にも氷河をもたない山としては世界最高である。付近は乾燥していてしかも寒冷なため,ほとんど無植生で,住民もいない。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 野上

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...

小寒の用語解説を読む