現代外国人名録2016 「ヨアヒムトリュンパー」の解説
ヨアヒム トリュンパー
Joachim Trümper
- 職業・肩書
- 天文学者,物理学者 元マックス・プランク宇宙物理学研究所(MPE)所長
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1933年5月27日
- 出生地
- ハルデンスレーベン
- 専門
- X線天文学
- 学歴
- ハンブルク大学卒
- 学位
- 博士号(キール大学)〔1959年〕
- 勲章褒章
- 旭日中綬章(日本)〔2012年〕
- 経歴
- 1953年東ドイツの大学に入るが、政治体制が体質に合わず、’55年西ドイツのハンブルクに移り、ハンブルク大学で理論物理学を学ぶ。やがて指導教官の影響で宇宙線物理学を専攻するようになり、’59年指導教官とともに移ったキール大学で博士号を取得。同大講師、助教授、教授を歴任。’60年代終りには専攻を電磁波、特にX線による天文学へ転向。’71年テュービンゲン大学正教授兼天文学研究所長となり、’75年マックス・プランク宇宙物理学研究所(MPE)所長に自らのグループを引き連れて就任。’76年中性子星“サイクロトロン・ライン”を発見。’90年6月X線衛星“ローサット”の打ち上げに成功。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報