ヨウ・みさご・おおたか

普及版 字通 「ヨウ・みさご・おおたか」の読み・字形・画数・意味


24画

[字音] ヨウヤウ
[字訓] みさご・おおたか

[字形] 形声
声符は楊(よう)。〔爾雅、釈鳥〕「は白(はくけつ)なり」の〔郭璞注〕に「鷹に似て尾上白し」とあり、鷹の一種で、みさご。〔詩、大雅、大明〕「維(こ)れ師 時(こ)れ維れ鷹揚(ようやう)」とあるのは鷹の意。師尚父、すなわち太公望呂尚の指揮する軍の勇猛なことをたとえた語である。〔後漢書、文苑下、高彪伝〕に「呂七十、氣は三軍に冠たり。詩人、歌を作る、鷹の如く(はやぶさ)の如し」とは、〔詩〕の「鷹揚」を「鷹」と解するものであろう。清の孫星衍の説である。

[訓義]
1. みさご。
2. おおたか。

[古辞書の訓]
字鏡集 ヒナ

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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