よされ節(読み)よされぶし

精選版 日本国語大辞典 「よされ節」の意味・読み・例文・類語

よされ‐ぶし【よされ節】

  1. 〘 名詞 〙 青森県中心東北・新潟地方に歌われる民謡。越後方面からはいって津軽化したものを「津軽よされ」といい、津軽から分かれて南部地方にはいったものを「南部よしゃれ」、北海道へ渡ったものを「北海よされ」などという。古くは七七調の短詩型のものが行なわれていたが、その後、長編口説(くどき)調のものに変化した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む