20世紀西洋人名事典 「ヨハネスシュタルク」の解説
ヨハネス シュタルク
Johannes Stark
1874.4.15 - 1957.6.21
ドイツの物理学者。
元・ドイツ国立物理工学研究所所長。
バイエルン生まれ。
ババリアの地主の子として生れる。1909年にアーヘン工科大学教授に就任し、’17年にゲライスバルト大学教授、’20〜22年までビュルツブルク大学教授を歴任した。’33〜39年まで国立物理工学研究所所長を務める。この間に’05年陽極線のドップラー効果を観測、’13年シュタルク効果を発見した。’19年ノーベル物理学賞を受賞。しばしば研究や地位に対する野心から同僚と反目することが多かった。主著に「Prinzipien der Atomdynamik」(3巻、’10〜15年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報