普及版 字通 「ライ・そそぐ」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] そそぐ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(らつ)。〔説文〕十四下に「祭(ていさい)なり」とあり、字条五下に「祭なり」とあって互訓。は諸神の祭坐を連ねて祀ること、はそこに酒をそそぐ祭儀をいう。卜文の土の字は、土主に酒をふりかける形に作る。祭祀の前に、その地の土主に酒をそそぐ(かん)の礼が行われた。
[訓義]
1. そそぐ、さけをそそぐ、さけをそそぐ祭儀。
2. きよめる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 サケ
[語系]
luat、tiuatは声近く、祭祀に酒を以てするをといい、食を以てするをという。
[熟語]
献▶・詩▶・祀▶・酒▶・祝▶・觴▶・地▶・▶
[下接語]
祭・清・・沃
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報