ライヤットワーリー制(読み)ライヤットワーリーせい(その他表記)Raiyatwāri

旺文社世界史事典 三訂版 「ライヤットワーリー制」の解説

ライヤットワーリー制
ライヤットワーリーせい
Raiyatwāri

19世紀前半にイギリスが植民地インドに導入した土地所有・地税制度
1810年代に南インドで導入された。「ライヤット」とは農民のことで,村の土地を細かい地片に区画して税額を査定し,納税担当者をライヤットとして認定する制度。国家と自作農民との間に中間層を置かず,自ら耕作する自作農民が地税を納め,その限りで土地所有を認めることにした。しかし,現実には,旧来の地主ミーラースダール)に土地所有権が認められて大多数の村民は除外され,また地片の細分化は在地村落社会を崩すことにもなり,19世紀末までに何度も改変された。

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