20世紀西洋人名事典 「ラズウェルラッド」の解説
ラズウェル ラッド
Ruswell Rudd
1935.11.17 -
米国のジャズ奏者。
コネチカット州シャロン生まれ。
別名Ruswell Hopkins Rudd (Jr.)。
1954〜59年にニューヨークのトラディショナル・ジャズ・バンド、エリス・チューズン・シックスに在籍し、この間、ワイルド・ビル、エドモンド・ホールらと共演。’60〜63年ハービー・ニコルス、ニューヨーク・アート4などと共演後、アーチー・シェップらとも共演したほか、シェップとは全米、ヨーロッパツアーも行う。その後、’73〜75年にはバード・カレッジにおいて教鞭を執る。’70年代後半にはエンリコ・ラバとレコーディング、ツアーを行うなど共演の機会が多くなる。代表作は「エンリコ・ラバ・カルテット」(ECM)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報