ラテライト性組成(読み)ラテライトせいそせい(その他表記)lateritic consitutent

岩石学辞典 「ラテライト性組成」の解説

ラテライト性組成

ラテライト組成は,主として特にギブサイトと,時にベーマイトなどのアルミニウムのセスキ酸化物(sesquioxide)と,ゲーサイト,褐鉄鉱などの鉄のセスキ酸化物,カオリナイトイライトなどの粘土鉱物,および石英などの岩屑物質から構成されている.酸化チタニウムと酸化マンガンも共に産出することがある[Fermor : 1911, Maignien : 1966].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android