ラデツキー行進曲(読み)ラデツキーコウシンキョク

デジタル大辞泉 「ラデツキー行進曲」の意味・読み・例文・類語

ラデツキー‐こうしんきょく〔‐カウシンキヨク〕【ラデツキー行進曲】

ヨハン=シュトラウス(父)が1848年に作曲した行進曲作品228。オーストリアの国家的英雄ラデツキー将軍の勝利をたたえたもの。

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デジタル大辞泉プラス 「ラデツキー行進曲」の解説

ラデツキー行進曲

オーストリアの作曲家ヨハンシュトラウス1世の管弦楽のための行進曲(1848)。原題《Radetzkymarsch》。北イタリアの独立運動を鎮圧したオーストリアの将軍ヨーゼフ・ラデツキーを称えて作曲された。

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世界大百科事典(旧版)内のラデツキー行進曲の言及

【ロート】より

…同時に創作にも手を染め,《果てしなき逃走》(1927)などの小説を書いた。旧約聖書《ヨブ記》の現代版《ヨブ》(1930)と,祖国〈ドナウ帝国〉の没落を切々とつづる《ラデツキー行進曲》(1932)によって,小説家としての名も不朽のものにした。ナチス政権の成立とともに国外へ亡命,もっぱらパリに住み,失われた祖国を賛美する作品を書き,狂気の民族主義を断罪した。…

※「ラデツキー行進曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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