ラハル(その他表記)lahar

岩石学辞典 「ラハル」の解説

ラハル

ジャワのケルート(Kelut)地方で泥流をよぶ名称で,山頂の火口湖が噴火の際に決壊して噴出物が水とともに流れた泥流のこと.火山泥流は細粒火山灰などの噴出物や山体の一部が大量の水とともに流下したもので低温である.例外的な大雨や雪または氷が急速に融けた結果,火山円頂丘の傾斜に堆積していた細未固結の火山砕屑物が滑りやすくなったためである[Scrivenor : 1929, Gilbert : 1938].ジャヴァ島中部のケルート火山の中央火口丘には火口湖があり,噴火の際に火口湖の水と噴出物によってラハルを生じたことが度々である.1919年にも泥流が生じている.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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