ラブリオラ(読み)らぶりおら(その他表記)Antonio Labriola

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラブリオラ」の意味・わかりやすい解説

ラブリオラ
らぶりおら
Antonio Labriola
(1843―1904)

イタリアのマルクス主義哲学者。南イタリアのカッシーノに生まれる。ナポリ大学に学び、1874年ローマ大学の倫理学教授となり、生涯そこで教鞭(きょうべん)をとった。初めスパベンタの影響でヘーゲル哲学に属するが、1890年ごろエンゲルスとの文通によって理論的共産主義へと移り、マルクス主義の科学性と実践の哲学を中心に研究し、イタリアに初めてマルクス主義を導入した。史的唯物論が歴史哲学であることは認めながらも、歴史的事実を一つの概念で枠づけるような理論であることを否定し、歴史をあらゆる形而上(けいじじょう)学的な構成から解放しようとした。主著に『唯物論的歴史観についての試論』(1939)がある。

[大谷啓治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む