ラマ塔(読み)ラマとう

改訂新版 世界大百科事典 「ラマ塔」の意味・わかりやすい解説

ラマ塔 (ラマとう)

中国の仏塔で,インドのストゥーパの原型をとどめたチベットのチョルテンの系統を引く形式。基壇,円形断面の塔身の宝瓶,塔刹の十三天よりなり,ラマ廟の塔として建てられたところからその名がある。中国では喇嘛塔と表記される。現存する北京の妙応寺白塔(元)はネパール工匠の指導による中国最初のラマ塔であるらしく,明・清時代には僧の墓塔や庭園の景物などに用いられた。現存遺構にはこのほか山西省五台の塔院寺舎利塔(明),北京北海白塔(清)等がある。
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