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景物 ケイブツ

デジタル大辞泉の解説

けい‐ぶつ【景物】

四季折々の趣のある事物。自然の風物。連歌俳諧では、特に、花・ほととぎす・月・雪などをいう。「初夏の景物
その場に興を添えるもの。珍しい芸や衣装・料理など。
「音もせで走るいろいろの馬車…半天に浮び出でたる凱旋塔の神女の像、この許多の―」〈鴎外舞姫
景品。
「余興の福引の―でも貰って」〈魯庵社会百面相
連歌・俳諧で、点取りのときの賞品。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

けいぶつ【景物】

四季折々の風情をそえる風物。連歌・俳諧では、雪・月・花・郭公など、特定のものをさすことがある。
商品などにそえる物。景品。
つけたりで行うもの。つけたし。 「尚一つ-にほめていへば/当世書生気質 逍遥
興をそえる珍しい物。食物・衣装など。 「時の-尋ねて酒勧め奉らんと支度しけり/盛衰記 39

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世界大百科事典内の景物の言及

【景品】より

…売る品物にそえて,客に贈る品物。おまけ,景物。商店の開店や周年記念として配られるほか,製造業者や流通業者が販売促進や顧客サービスのために付ける。…

※「景物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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