ラムパーン県(読み)ラムパーン(英語表記)Lampang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラムパーン県」の意味・わかりやすい解説

ラムパーン〔県〕
ラムパーン
Lampang

タイ北部の山地にある県。県域の8割近くが森林で,中央をワン川が流れる。 16~18世紀はビルマ支配下にあり,ビルマ様式を伝える建造物が残っている。もち米タバコなどの農産物のほか石炭,アンチモン,鉛などを産する。県都ラムパーンはバンコクチエンマイを結ぶ鉄道にのぞみ,北タイの商業中心地の一つ。面積1万 2518km2人口 72万 9000 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android