ランシア(その他表記)Landseer, Sir Edwin Henry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランシア」の意味・わかりやすい解説

ランシア
Landseer, Sir Edwin Henry

[生]1802.3.7. ロンドン
[没]1873.10.1. ロンドン
イギリスの動物画家。版画家,画家の家系に生れた。版画家の父から教えを受け,幼少から動物画を描いたが,1816年にロイヤル・アカデミー・スクールに入学。 B.ヘードンの指導のもとにエルギン・マーブル模写や動物の解剖写生を試みた。次第に人間の感情を動物に移入した戯画的な作風に移行したが,写実的な作品も制作。 31年にアカデミー会員となり,50年ナイト爵を授与された。 67年にトラファルガー広場のネルソン記念碑のための4頭のライオン彫刻を完成。主要作品は『喪主の老シェパード』 (1837,ビクトリア・アンド・アルバート美術館) ,『蹄鉄打ち』 (44,ロンドン,テート・ギャラリー) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む