マーブル

デジタル大辞泉 「マーブル」の意味・読み・例文・類語

マーブル(marble)

大理石
書籍小口見返しなどに用いられる大理石模様。また、そのような模様をつけた洋紙
おはじきの石。

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精選版 日本国語大辞典 「マーブル」の意味・読み・例文・類語

マーブル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] marble )
  2. 大理石。
    1. [初出の実例]「或時心に思ふには、大理石(マーブル)(〈注〉ロウセキ)、価貴が故に」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉三)
  3. ( の模様に似ているところから ) 墨流しの方法による装飾模様。また、そのような模様の洋紙。書籍の小口、見返しなどに用いる。
    1. [初出の実例]「罫線のある西洋紙の手帳で、表紙は黒革、見返はマーブル」(出典:番傘・風呂敷・書物(1939)〈幸田成友〉渋沢篤太夫の日記と手紙)
  4. おはじきの石。

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デジタル大辞泉プラス 「マーブル」の解説

マーブル

株式会社明治が販売するチョコレートの商品名。計7色の糖衣でコーティングされている。1961年発売。徳用サイズの「ジャンボ」がある。

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世界大百科事典(旧版)内のマーブルの言及

【大理石】より

…建築装飾用石材名としてはより広義に使われており,主として方解石からなる石灰岩をさすが,同種の色彩や模様をもつ岩石,たとえば蛇紋岩を含む石灰岩などをも含めていう。名称は中国雲南省大理府に産する美しい斑状の石灰岩に由来し,英語のマーブルは光のなかできらめく結晶石を意味するギリシア語marmaronに由来する。 狭義の大理石は石灰質の岩石が主として熱変成作用を受け,その結晶粒が変成を受ける以前より大きくなったものであるが,やや変成度の高い緑色片岩相や角セン岩相程度の条件で変成された石灰岩であることが多い。…

【ビー玉】より

…ガラスが普及するのは明治期になってからで,ラムネのびんに入っているガラス玉がまず利用され,〈ラムネ玉〉と呼ばれたが,やがて玩具としてつくられるようになり,ビー玉の名が起こった。ほかにも〈びん玉〉〈マーブル〉などの名があり,また遊び方によっては〈あてぐっちょ〉〈たまおとし〉〈めだまおとし〉など多くの名で呼ばれる。一般にはビー玉を転がすか,落下させるか,投げるかし,穴に入れたり,相手のビー玉に当てたりして遊ぶ。…

※「マーブル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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