ランダルマの破仏(読み)ランダルマのはぶつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランダルマの破仏」の意味・わかりやすい解説

ランダルマの破仏
ランダルマのはぶつ

チベット王ランダルマ (809~843) による仏教の大弾圧。 841年に登位したランダルマ王がチベットの仏教を圧迫衰亡させたため,ハルンのペルギドルジェという僧に報復刺殺され,王国分裂滅亡した (843) と一般にいわれる。実際には過度の仏教保護と軍事国家としての体制矛盾から,排仏派がレルパチェン王を殺し,ランダルマ王も両派抗争の間に殺害されて王国が滅亡したものと考えられる。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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