帷帳(読み)イチョウ

デジタル大辞泉 「帷帳」の意味・読み・例文・類語

い‐ちょう〔ヰチヤウ〕【×帷帳】

室内に垂れ下げて隔てとする布。とばり。垂れ絹。
幕をめぐらして作戦計画を立てる所。本営。本陣。帷幄いあく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帷帳」の意味・読み・例文・類語

い‐ちょうヰチャウ【帷帳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 室内に垂れ下げて隔てとする布。とばり。たれぎぬ。
    1. [初出の実例]「非服而御。謂。帷帳几杖之属」(出典:律(718)職制)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕
  3. いばく(帷幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「帷帳」の読み・字形・画数・意味

【帷帳】いちよう(ゐちやう)

とばり、軍営。〔史記、高祖紀〕夫(そ)れ籌策(ちうさく)を帷帳の中に(めぐ)らし、千里の外に決するは、吾(われ)は子張良)に如(し)かず。

字通「帷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む