日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラーケーシュ」の意味・わかりやすい解説 ラーケーシュらーけーしゅMohan Rākesh(1925―1972) インドのヒンディー語の小説家、劇作家。パンジャーブ州に生まれる。パンジャーブ大学で学び、ボンベイ(現ムンバイ)、ジャランダル、シムラの各地で教職につくかたわら創作活動に励む。1950年代後半から脚光を浴び、独立(1947)後登場した世代の旗手として注目された。また70年代にかけて「演劇の言語」を研究する。代表作に小説『暗く閉ざされた部屋』(1961)、戯曲『中途半端』(1969)がある。[田中敏雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例