現代外国人名録2016 「ラーシュヴァリエー」の解説
ラーシュ ヴァリエー
Lars Vargö
- 職業・肩書
- 外交官,日本文学研究家 元駐日スウェーデン大使
- 国籍
- スウェーデン
- 生年月日
- 1947年
- 出生地
- ストックホルム
- 学歴
- ウプサラ大学卒,ストックホルム大学東洋学部〔1971年〕卒
- 学位
- 博士号(ストックホルム大学)〔1982年〕
- 受賞
- スウェーデン王立アカデミー文学賞〔1998年〕
- 経歴
- 1972〜73年大阪外国語大学、’73〜76年京都大学国史科に留学、日本文学を学び「日本古代国家形成の研究」で博士号を取得。’78年スウェーデン外務省に入り、在日スウェーデン大使館に勤務。’83〜84年在リビア大使館、’84〜87年在日大使館、’87〜90年在米大使館などに赴任し、’93〜98年駐日公使。その後、駐リトアニア公使、外務省東アジア部長、国会国際局長、駐韓国大使を経て、2011年9月〜2014年8月駐日大使。俳句、詩の研究にも従事し、公使在任中の1993年在日大使館内に事務局を置く日本スウェーデン文学協会が発足、’95年文学誌「ひかり」を創刊し、日本文学を紹介。スウェーデン語訳に日本詩集「井戸の中の月」がある他、著書に「装われた静けさの日本」(’92年)、共著に「日本の世界的役割」(’94年)、「スウェーデンから見た日本の素顔」、編著に「種田山頭火句集」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報