リキソース

化学辞典 第2版 「リキソース」の解説

リキソース
リキソース
lyxose

C5H10O5(150.13).アルドペントース一種L-リキソースは抗生物質クラマイシン(curamycin)の構成成分である.L-ガラクトン酸カルシウムを鉄(Ⅲ)イオンの存在下,過酸化水素で酸化すると得られる.α-アノマーは融点105 ℃.-6→+13.5°(水).水中での組成は,α-ピラノース70%,β-ピラノース28%,α-フラノース1.5%,β-フラノース0.5%,直鎖アルデヒド0.03% となる.D-リキソースは非天然産であり,合成品だけが知られている.α-アノマーは融点106~107 ℃.+5.5→-14.0°(水).β-アノマーは融点117~118 ℃.-73→-13.9°(水).[CAS 1114-34-7:D-リキソース]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む