リシュリュー川(読み)リシュリューがわ(その他表記)Richelieu River

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リシュリュー川」の意味・わかりやすい解説

リシュリュー川
リシュリューがわ
Richelieu River

カナダケベック州南東部を北流する川。カナダとアメリカ合衆国国境にまたがるシャンプレーン湖から流出し,北方 120kmのソレルセントローレンス川に注ぐ。全長 120km。1609年フランスの探検家サミュエル・ド・シャンプランが発見し,1642年フランスの宰相リシュリューにちなんで命名された。フランスとイギリスの植民地抗争では,攻撃ルートとしてたびたび利用された。その後は,木材搬出や漁業に利用されたが,一部に運河閘門が設けられ,モントリオールとニューヨークを結ぶ重要な輸送路となっている。

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