シャンプレーン湖(読み)シャンプレーンこ(英語表記)Lake Champlain

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャンプレーン湖」の意味・わかりやすい解説

シャンプレーン湖
シャンプレーンこ
Lake Champlain

アメリカ合衆国,ニューヨーク,バーモント両州の北境からカナダ,ケベック州南部にまたがる湖。面積 1127km2南北 172km。最大幅 21km,水深 30~100m。湖の名は,1609年に発見したフランスの探検家 S.deシャンプランにちなむ。フレンチ・アンド・インディアン戦争 (1754~63) やアメリカ独立戦争 (75~83) ,アメリカ=イギリス戦争 (1812) の戦場となった。初期の入植者がフランス領カナダとイギリスの植民地を往来した重要航路で,現在もニューヨーク港~ハドソン川シャンプレーン湖~リシュリュー川~セントローレンス川を結ぶ国際航路である。湖岸にはバーリントン,プラッツバーグなどの港があり,石油,新聞用紙,肥料などが取引される。またサケ,マス漁が盛んである。

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