最新 地学事典 「リソキャップ」の解説
リソキャップ
lithocap
リソキャップは貫入岩の上部に発達する明ばん石やカオリナイトを主とする高度粘土化変質および付随する粘土変質からなる規模の大きな変質帯を指す。一般に層状の変質帯で,マグマ─熱水流体が上昇する際に母岩と反応することにより形成される。R. H. Sillitoeが1995年提唱。大規模なものは10km以上の側方延長,1km以上の厚さをもつ。削剥を受けたリソキャップでは塊状や脈状の石英が露出する。リソキャップはしばしば高硫化系浅熱水金鉱床を胚胎し,斑岩銅鉱床の探査ターゲットとなる。
執筆者:渡辺 寧
参照項目:高度粘土変質
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

