リチャードソンの式(その他表記)Richardson's equation

法則の辞典 「リチャードソンの式」の解説

リチャードソンの式【Richardson's equation】

熱電子放出電流密度について最初に導かれた式で

である.その後ダッシュマンやゾンマーフェルトが導出した式(リチャードソン‐ダッシュマンの式*)では AT1/2 のところが AT2 となっているが,これは電子分布を表すのに,フェルミ‐ディラック分布を使わずに,マクスウェル‐ボルツマン分布を使ったためである.もっとも実際の場合には指数関数部の寄与格段に大きいので,ここの T の項の差異はほとんど利かない.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のリチャードソンの式の言及

【電子放出】より

…熱電子放出はいわば電子の“蒸発”現象としてとらえることができる。熱電子の電流密度Jは,リチャードソンの式, JA(1-γ)T2exp(-Φ/kT)によって求められる。ここでAは定数,γは電子の表面障壁の透過係数,kはボルツマン定数,Tは絶対温度であり,Φは仕事関数で,いわば電子蒸発の潜熱にあたるものである。…

※「リチャードソンの式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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