法則の辞典 「リバウンド現象」の解説 リバウンド現象【rebound phenomenon】 (1) 小脳の障害において,四肢拮抗筋群間の協調が消失する現象. (2) 一般に,正常値より逸脱している値が,障害が急激に取り除かれた後に,正常値に戻る前に反対方向へと動く現象.たとえばグルコースを静脈注射した後,インスリンの分泌過剰のために高血糖の後に引き続き低血糖がみられること.麻薬や覚醒剤の中毒治療などに際してもしばしば認められる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報