現代外国人名録2016 「リュックジャケ」の解説
リュック ジャケ
Luc Jaquet
- 職業・肩書
- ドキュメンタリー映像作家,動物行動学者
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1967年
- 学歴
- リヨン第1大学(動物生物学)修士課程修了,グルノーブル第1大学
- 受賞
- アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞(第78回,2005年度)「皇帝ペンギン」,オートラン映画祭特別賞「ウェッデルのアザラシの春」,トゥーロン映画祭海中映画賞「ウェッデルのアザラシの春」,アンティーヴ海中国際映画祭パルム・ダルジャン賞「悪党の取り分/ヒョウアザラシの狩り」,海中映画&オリジナル音楽ミズーリ国際映画祭功労賞「悪党の取り分/ヒョウアザラシの狩り」,環境と自然遺産国際映画祭監督賞「悪党の取り分/ヒョウアザラシの狩り」,メニグート自然映画祭審査員特別賞「ビーチと多すぎるペンギンたち」
- 経歴
- リヨン第1大学在学中に南極でのドキュメンタリー作品のクルーに応募し、1年以上にわたる南極生活を経験。10日間で35ミリ撮影の技術を身につけたのち、アデリーランドで14ケ月間にわたってペンギンの研究と調査を行い、1992年「ペンギンの会議」というドキュメンタリーの撮影を担当。また冒険ドキュメンタリーの短編「南極の手紙」(’93年)を監督。その後、ドキュメンタリー映像作家として数々のテレビ用作品を手がける。2004年「皇帝ペンギン」で劇場用ドキュメンタリー部門にも進出し、2005年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞。他の作品に「イモリとサンショウウオ」「キツネ、アナグマと仲間たち」(1995年)、「ウェッデルのアザラシの春」「シャモア」「ツバメ」「トカゲ」「ムッシュー・カワガラス」(’96年)、「カラストンビとマッコウクジラ」「殺人クジラの上手に生きる方法」(’97年)、「ビーチと多すぎるペンギンたち」(’97年〜2000年)、「悪党の取り分/ヒョウアザラシの狩り」(1998〜99年)、「きつねと私の12か月」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報