ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リラ山系」の意味・わかりやすい解説 リラ山系リラさんけいRila ブルガリア西部の山脈。ソフィアの南,ロドピ山脈の北西に連なる山塊をなし,その南はピリン山系に続く。バルカン半島の最高峰ムサラ山 (2925m) をもつ。平均標高は 1500mをこえる。 2200m以上の高所には氷河跡やモレーンの堆積を残している。段階的植生とアルプス型動物相をもち,山小屋その他のスポーツ保養施設が多い。西斜面,リラ川沿いの山中に有名なリラ修道院がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by