リンゴカミキリ(その他表記)Oberea japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リンゴカミキリ」の意味・わかりやすい解説

リンゴカミキリ
Oberea japonica

鞘翅目カミキリムシ科。体長 13~21mm。頭部触角黒色,前胸と下面は黄褐色。上翅は基部が黄褐色で他は暗黄褐色ないし灰黒色,両側縁は基部を除き黒色である。肢は黄褐色で短い。上翅は非常に長く,肩部では前胸よりわずかに広く,中央後方に向ってややせばまり,再びわずかに広がる。全面にあらい点刻があり,翅端の外縁角はとげ状になっている。成虫は5~7月に出現し,リンゴ,サクラ,ナシなどの小枝に噛み傷をつけて産卵する。幼虫は枝の中を基部に向って食害しながら進むのでその部分は枯れて落ちる。本州,四国,九州に分布する。近縁種が多い。

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小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「リンゴカミキリ」の解説

リンゴカミキリ
学名:Oberea japonica

種名 / リンゴカミキリ
目名科名 / コウチュウ目|カミキリムシ科
解説 / サクラ類の葉をかじります。
体の大きさ / 15~20mm
分布 / 北海道~九州
成虫出現期 / 4~7月
幼虫の食べ物 / サクラ類、ウメモモ

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