リンタングステン酸(読み)リンタングステンさん(その他表記)phosphotungstic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リンタングステン酸」の意味・わかりやすい解説

リンタングステン酸
リンタングステンさん
phosphotungstic acid

タングストリン酸,ウォルフラモリン酸ともいう。リンモリブデン酸同型ヘテロポリ酸である。例としてホスホ十二タングステン酸三水素 H3[PW12O40]・nH2O がある。これは無色結晶で,水に溶ける。アルカロイド蛋白質沈殿剤として用いられるなど,リンモリブデン酸に類似している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「リンタングステン酸」の解説

リンタングステン酸

 H3PW12O40が代表的な化合物で,タングストリン酸が正式名.リン酸やカチオン成分の分離や比色定量に用いる.リンモリブデン酸と用途は多く共通している.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む