リーベル・ベリタティス(その他表記)Liber Veritatis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リーベル・ベリタティス」の意味・わかりやすい解説

リーベル・ベリタティス
Liber Veritatis

ラテン語で「真理の書」の意。フランスの風景画家クロード・ロラン (1600~82) が,彼の作品の模作が多く出たため,おもな作品のスケッチ 195枚を6冊の画帳にまとめたもの。 1644年に書きはじめた。のちに絵とは関係のない5枚のデッサンが加えられて,総数 200枚になり,大英博物館所蔵。ロランの真作目録であり,彼の背景や様式発展を知るために不可欠の資料となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む