20世紀西洋人名事典 「ルイジュベ」の解説
ルイ ジュベ
Louis Jouvet
1887.12.24 - 1951.8.16
フランスの俳優,演出家。
元・コンセルヴァトワール教授。
クロゾン(ブルターニュ地方)生まれ。
本名ピエール・レストランゲ。
1908年アクシオン・ダール劇団に加わり、’11年コポーに師事し、’13年ビュー・コロンビエ座の俳優兼舞台監督として活躍し、’22年コメディ・デ・シャゼリゼ支配人となり、翌年「クノック」で大当りする。’27年「四人連盟」を作り、新演劇運動の中心的な存在となり、’34年アテネ座に移り、’35年コンセルヴァトワールの教授となる。又、俳優としてもユニークな風貌と喜劇味ある演技で独特の名演技を残す。作品に「カラマーゾフの兄弟」(’11年)、「真夜中まで」(’48年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報