20世紀西洋人名事典 「ルイス・B.メイヤー」の解説
ルイス・B. メイヤー
Louis B. Mayer
1885 - 1957.10.29
映画製作者。
元・米国MGM映画会社製作担当重役。
ロシア生まれ。
ロシアで生まれ、幼少時に渡米。くず鉄商を経て、映画配給業者となり、1915年「国民の創生」で成功。その後製作に転向し’18年自己のプロダクションを設立、’24年MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)設立に参加、副社長兼総支配人となり、米国映画界で最も有力な製作者となる。またアカデミー協会の設立に寄与、ボズリー・クラウザーの伝記「ハリウッドの王侯」(’60年)があり、F.スコット・フィッツジェラルドの小説「ラスト・タイクーン」(’41年)に登場する撮影所長はメイヤーをモデル化。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報