ルイ・やせる・よわい・つかれる・くるしむ

普及版 字通 の解説


19画

[字音] ルイ
[字訓] やせる・よわい・つかれる・くるしむ

[説文解字]
[その他]

[字形] 会意
(えい)+羊。に従う字は、多くは(えい)の声であるが、この字は声が異なる。はおそらく弱の意をとるもので、弱の意。〔説文〕四上せるなり」とあり、人に及ぼして病・老のようにいう。

[訓義]
1. やせる、よわる、よわい。
2. つかれる、くるしむ。
3. おとる、わるい、やぶれる。
4. 縲(るい)と通じ、からむ、まとう、わずらう。

[古辞書の訓]
名義抄 ツカル・ヤス・クフヒ・カツ・アラハル・マク・ヨワシオトル

[語系]
・累・liuiは同声。もののうちかさなり、連なるさまをいう。・累につかれわずらう意がある。

[熟語]

[下接語]
・虚・形・孤・衰・清・孱・疲・罷・貧・扶・老

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む