普及版 字通 の解説
19画
[字訓] やせる・よわい・つかれる・くるしむ
[説文解字]
[その他]
[字形] 会意
(えい)+羊。に従う字は、多くは・(えい)の声であるが、この字は声が異なる。はおそらく弱の意をとるもので、は弱の意。〔説文〕四上「せるなり」とあり、人に及ぼして病・老のようにいう。
[訓義]
1. やせる、よわる、よわい。
2. つかれる、くるしむ。
3. おとる、わるい、やぶれる。
4. 縲(るい)と通じ、からむ、まとう、わずらう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ツカル・ヤス・クフヒ・カツ・アラハル・マク・ヨワシ・オトル
[語系]
・累・liuiは同声。もののうちかさなり、連なるさまをいう。・累につかれわずらう意がある。
[熟語]
餓▶・骸▶・患▶・▶・形▶・股▶・行▶・困▶・▶・師▶・疾▶・車▶・弱▶・小▶・色▶・身▶・悴▶・瘠▶・孱▶・▶・卒▶・餒▶・▶・頓▶・馬▶・憊▶・敗▶・薄▶・微▶・服▶・兵▶・病▶・弊▶・乏▶・民▶・▶・余▶・劣▶・老▶
[下接語]
餓・・虚・形・孤・衰・清・孱・・疲・罷・貧・扶・老
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報