ルイーズ・ド・サボア(英語表記)Louise de Savoie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルイーズ・ド・サボア」の意味・わかりやすい解説

ルイーズ・ド・サボア
Louise de Savoie

[生]1476.9.11. エン,ポンダン
[没]1531.9.22. セーヌエマルヌ,グレシュルロアン
フランス,アングレーム公妃。サボイア公フィリッポの娘,フランソア1世マルグリット・ダングレームの母。 1488年アングレーム伯シャルルと結婚。フランソアの王即位後,政治に力を入れ,フランソアのイタリア遠征中 (1515~16) とパビアでの捕虜期間中 (25) と2度摂政をつとめた。 1523年姪のシュザンヌ・ド・ブルボンが死ぬと,その遺産の一部の相続権を主張し,シュザンヌの夫であるフランス大元帥ブルボン公シャルルを陥れ,フランソア1世の敵側である神聖ローマ皇帝カルル5世陣営に走らせた。そのためフランソアはカルルの捕虜となった。次いで神聖ローマ帝国とイングランドとの離反を策し,29年マルグリット・ドートリッシュとともにカンブレーの和約締結に貢献した (貴婦人の和約) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

367日誕生日大事典 「ルイーズ・ド・サボア」の解説

ルイーズ・ド・サボア

生年月日:1476年9月11日
フランス,アングレーム公妃
1531年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android