最新 地学事典 「ルオグフェンジャイト」の解説
ルオグフェンジャイト
luogufengite
化学組成Fe2O3の鉱物。直方晶系,空間群Pna21,a5.065nm,b8.713,c9.384。赤鉄鉱やマグヘマイトの多形であり,以前からε-Fe2O3と称される合成物として知られていたが,鉱物としては H.Xu et al.(2017)により初めて報告された。スコリアや赤褐色の黒曜石に産する。キュリー点が222℃である磁性鉱物であり,1T前後の極めて高い保磁力をもつ。高温で酸化的な雰囲気中で焼成された考古遺物にもよくみられる。参考文献:H. Xu et al.(2017) Am. Min. Vol. 102: 711
執筆者:福間 浩司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

