ルクセンブルク大公国の首都ルクセンブルク(Luxembourg)旧市街中心部にある、ルクセンブルク大公の宮殿。現在、大公の執務のための宮殿と迎賓館として使われている。毎日10~18時まで2時間おきに計5回、近衛兵の交代式が行われる。正面に同国の国旗が揚げられているのは、大公が宮殿で執務中であることを表している。館内には代々の国王が集めた美術品や豪華な部屋などが保存されている。この建物は1418年に建設され、一時期は市庁舎として使われていた。その後火災で焼失し、1573年に再建されている。大公宮殿となったのは1891年である。大公宮殿の隣に国会(Chambre des Deputes)がある。