ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルター教会の音楽」の意味・わかりやすい解説 ルター教会の音楽ルターきょうかいのおんがくLutheran church music ルター派教会の礼拝で用いられる音楽。 M.ルターは宗教改革の精神を具体化するため教会音楽の庶民化をはかり,コラールの基礎をつくった。礼拝のなかでカンタータが占める地位,オルガンの重視などに特徴がある。 16世紀中頃から発達し,プレトリウス,シュッツ,ブクステフーデ,パッヘルベル,バッハにいたって最頂点に到達,20世紀に入って H.ディストラー,E.ペピングらによって復興をみた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by