20世紀西洋人名事典 の解説
ルチアーノ パヴァロッティ
Luciano Pavarotti
1935.10.12 -
イタリアのテノール歌手。
モデナ生まれ。
1961年国際コンクールに優勝。同年プッチーニの「ボエーム」のロドルフォを歌いオペラ・デビュー。決定的成功を収めたのは’67年カラヤン指揮ヴェルディの「レクイエム」で、イタリアのテノール歌手として一躍世界的に注目された。その後ドニゼッティ「連隊の娘」、ロッシーニ「ウィリアム・テル」等を世界各地の主要歌劇場で歌う。大きな身体に似合わぬ細く甘い声で、知的にコントロールされた明るく輝かしい響きは高く評価されている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報