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連隊(読み)れんたい(英語表記)regiment

翻訳|regiment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

連隊
れんたい
regiment

大隊をいくつか集めて編制する戦術単位の部隊。3~4個連で独立した作戦実施能力をもつ戦略単位としての1師団となる。また2~3個連隊で戦術単位としては最大の1旅団を形づくることもある。旧日本陸軍では,3~4個大隊,兵員数 1500~2500,普通は大佐が指揮した。平時兵員の徴集とその駐屯基地は連隊規模で構成されていた。現在の陸上自衛隊の連隊は,大隊からの編制でなくて4個中隊が直結する4単位編制をとっており,4個連隊で1師団 (隊員数 9000) を構成する。

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百科事典マイペディアの解説

連隊【れんたい】

陸軍の部隊の単位の一つ単独兵科で編制され,平時は一つの兵営に集結し,戦時には戦術単位となる。師団または旅団の下の単位で,数個の大隊または中隊で構成。第2次大戦後連隊は複合的な機能をもつ戦闘組織に変化しつつある。

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世界大百科事典 第2版の解説

れんたい【連隊 regiment】

軍隊の編成上の一単位。本来は単一の兵種で固有の編成をもつ最大の部隊。その歴史は古く,歩兵,戦車,砲兵等の各連隊があり,師団の基幹部隊としての役割を果たしてきた。しかし,旧来の師団・連隊・大隊・中隊の編成のタイプは,旧ソ連軍等にはみられたものの,アメリカ,イギリス,西ドイツ軍等では核戦下における機動的な部隊運用の必要性等から連隊は廃止され,師団・旅団・大隊・中隊のタイプに変わってきている。旧日本陸軍では,1873年(明治6)1月,6個鎮台に14個連隊を編成したのに始まり,通常,旅団の下,大隊の上にあって2~3個大隊で編成され,歩兵・騎兵・重砲兵・野砲兵連隊等に分けていた。

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