ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルピー貨切下げ」の意味・わかりやすい解説 ルピー貨切下げルピーかきりさげ 1991年にインドの N.ラオを首相とする新政府が思い切った経済自由化を促進するため,7月に段階的に行なった 18%のルピー切下げ。政府が 80年代以降に進めてきた経済自由化策の一環。これに伴い,1ドルが 28ルピーとされた。国内には政府が世界銀行や IMFから圧力を受けたとして強い批判が起きた。その後,ルピーは 92年には一部交換可能,93年には完全な兌換通貨となった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by