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今江祥智 イマエヨシトモ

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デジタル大辞泉の解説

いまえ‐よしとも【今江祥智】

[1932~2015]児童文学作家。大阪の生まれ。教職や編集業のかたわら童話を執筆。「山のむこうは青い海だった」で作家デビューファンタジーから長編まで作風は多彩。他に「ぼんぼん」「兄貴」「でんでんだいこいのち」など。平成11年(1999紫綬褒章受章。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

今江祥智 いまえ-よしとも

1932-2015 昭和後期-平成時代の児童文学作家。
昭和7年1月15日生まれ。昭和35年「山のむこうは青い海だった」を発表,あかるいユーモアで注目される。ファンタジーから長編小説まで多様な作風をもつ。作品に自伝的長編「ぼんぼん」,続編「兄貴」(52年野間児童文芸賞),「優しさごっこ」,「でんでんだいこいのち」(平成8年小学館児童出版文化賞)など。平成27年3月20日死去。83歳。大阪府出身。同志社大卒。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

今江祥智
いまえよしとも
(1932― )

児童文学作家。大阪市生まれ。同志社大学英文科卒業。編集者をしながら童話を書いていたが、一中学生の冒険旅行をユーモラスに描いた『山のむこうは青い海だった』(1960)でデビュー。ロマンチックなファンタジーから手堅い長編小説まで、多様な作風をもつ。代表作に、家族をテーマにした『ぼんぼん』(1973。日本児童文学者協会賞)、『兄貴』(1976。野間児童文芸賞)、『優しさごっこ』(1977)などがある。そのほか、『海の日曜日』(1966。産経児童出版文化賞、児童福祉文化賞)、絵本や童話に『わらいねこ』(1964)、『ぱるちざん』(1974)、エッセイ・評論集に『大人の時間子どもの時間』(1970)、『子どもの国からの挨拶(あいさつ)』(1972)、『夢みる理由』(1978)、『プー横丁だより――児童文学の現在』(1983)などがある。
 1990年代以降も活発で、二つのラブ・ストーリーを描く『雲を笑いとばして』(1991)、20編の猫のメルヘン『きょうも猫日和(びより)』(1991)、ユーモラスなラブ・ストーリー『食べるぞ食べるぞ』(1993)、連作長編『夢色の大通りで』(1997)、新聞小説の長編『袂(たもと)のなかで』(2001)、絵本・童話に『おはなし広場 クマちゃんにあいたくて』(1993)、『でんでんだいこ いのち』(1995。小学館児童出版文化賞)、エッセイ・評論集に『幸福の擁護』(1996)、『私の寄港地――My favorite things』(2002)、童話・短編小説・評論・エッセイを集めた『今江祥智コレクション』(2000)など。全集に『今江祥智の本』全36巻・別巻(1980~91)、『今江祥智童話館』全18巻(1986~87)がある。『ぼんぼん』四部作(1973~85)は、1988年度路傍の石文学賞を受賞した。1999年(平成11)紫綬褒章(しじゅほうしょう)受章。[西本鶏介]
『『山のむこうは青い海だった』(1960・理論社) ▽『わらいねこ』(1964・理論社) ▽『海の日曜日』(1966・実業之日本社) ▽『大人の時間子どもの時間』(1970・理論社) ▽『子どもの国からの挨拶』(1972・晶文社) ▽『ぼんぼん』『ぼんぼん 第2部 兄貴』『ぼんぼん 第3部 おれたちのおふくろ』『ぼんぼん 第4部 牧歌』(1973、1977、1981、1985・理論社) ▽『ぱるちざん』(1974・大和書房) ▽『優しさごっこ』『続・優しさごっこ 冬の光』(1977、1981・理論社) ▽『夢みる理由』(1978・晶文社) ▽『今江祥智の本』全36巻・別巻(1980~91) ▽『プー横丁だより――児童文学の現在』(1983・青土社) ▽『今江祥智童話館』全18巻(1986~87・理論社) ▽『雲をわらいとばして』(1991・理論社) ▽『きょうも猫日和』(1991・マガジンハウス) ▽『食べるぞ食べるぞ』(1993・マガジンハウス) ▽『おはなし広場 クマちゃんにあいたくて』(1993・クレヨンハウス) ▽『でんでんだいこ いのち』(1995・童心社) ▽『幸福の擁護』(1996・みすず書房) ▽『夢色の大通りで』(1997・理論社) ▽『帽子の運命』(1998・原生林) ▽『今江祥智コレクション』(2000・原生林) ▽『袂のなかで』(2001・マガジンハウス) ▽『私の寄港地――My favorite things』(2002・原生林) ▽今江祥智・上野瞭・山下明生著『宝島へのパスポート――子どもの本はいま』(1988・解放出版社) ▽萬屋秀雄著『現代児童文学の展開――現代児童文学作家論2』(1986・大阪教育図書) ▽岡田純也著『子どもの本の魅力――宮沢賢治から安房直子まで』(1992・KTC中央出版)』

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