ルミフラビン

化学辞典 第2版 「ルミフラビン」の解説

ルミフラビン
ルミフラビン
lumiflavin

7,8,10-trimethylisoalloxazine.C13H12N4O2(256.26).フラビンアルカリ性溶液中で好気的光分解して生成する.橙色結晶.融点330 ℃(昇華).λmax 269,355,455 nm(ε 38800,11700,11800,水酸化ナトリウム).クロロホルムに可溶,水,普通の有機溶媒に難溶.溶液は緑色蛍光を発する.その蛍光よりリボフラビン定量をする.[CAS 1088-56-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「ルミフラビン」の解説

ルミフラビン

 リボフラビンにアルカリ性の条件下で光を当てると生成する物質で,強い蛍光物質.リボフラビンの定量に使う.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android