フラビン

精選版 日本国語大辞典 「フラビン」の意味・読み・例文・類語

フラビン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] flavin ) 生物体に広範に存在する蛍光を示す黄色の色素。バクテリア牛乳卵白などに含まれ、呼吸酵素関係を持つ。
    1. [初出の実例]「黄は第一塩化錫の溶液を以て下染をなしフラビンか又はクエルシトロンの煎じ汁を以て染め」(出典:小学生徒改良衣服裁縫伝授(1886)〈松平幾子・<著者>久永兼蔵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「フラビン」の解説

フラビン
フラビン
flavin

】フラボキノン構造を有する黄色化合物総称リボフラビン同義に使われることが多い.[別用語参照]フラビンタンパク質】アメリカ産Quercus tinctoria L.および同種の植物の樹皮,あるいはそのエキスをいい,クエルシトリンやクエルセチンを含む.[CAS 83-88-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む