ルーシー・モウドモンゴメリー(その他表記)Lucy Maud Montgomery

20世紀西洋人名事典 の解説

ルーシー・モウド モンゴメリー
Lucy Maud Montgomery


1874 - 1942
カナダの児童文学作家。
プリンス・エドワード島生まれ。
2歳で母を失い祖父母に育てられた。生地で学び、1894年教授資格を取得。教師、地方新聞の編集スタッフなどを経て、文筆活動にはいる。長老派教会牧師マクドナルドと結婚し、オンタリオ州で二人の息子を養育しながら文筆活動に励む。1908年「赤毛アン」が出版されると一躍有名となり、以後「アンをめぐる人々」(’42年)まで、プリンス・エドワード島の美しい自然描写とアンを取り巻く人々の優れた性格描写で精力的に続編を書き続け10冊を数えた。他の作品に自伝的な「エミリー・シリーズ」(’23〜27年)、「果樹園セレナーデ」(’10年)、「ストーリー・ガール」(’11年)、「マリーゴールドの魔法」(’29年)、「銀の森のパット」(’33年)、「丘の家のジェーン」(’37年)、大人向けの小説「青い城」(’26年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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