普及版 字通 「レイ・なく」の読み・字形・画数・意味

11画
[字訓] なく
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(戻)(れい)。〔玉
〕に「鳥鳴くなり」、〔説文新附〕二上に「鶴鳴くなり」とあり、長
きすることをいう。晋の陸機は讒を受けて殺されるとき、「
亭の鶴
を聞かんと欲するも、復(ま)た得べけんや」と嘆いたという。[訓義]
1. なく、とりがなく、鶴がなく。
2. 字はまた、戻・
に作る。[古辞書の訓]
〔名義抄〕
ナク 〔
立〕
ナク・ユク・セク〔字鏡集〕
ナル・ナク[熟語]

▶[下接語]
鶴
・寒
・雁
・
・潔
・孤
・高
・清
・悽
・

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

