ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レッヘル線波長計」の意味・わかりやすい解説 レッヘル線波長計レッヘルせんはちょうけいLecher wire wavemeter レッヘル線を利用した超短波,極超短波用の波長計。平行2線で構成されるレッヘル線の一端を発振器の出力回路に疎結合し,熱電形検流計を挿入した短絡片をレッヘル線に沿って動かすと,発振器の発振半波長の整数倍になるたびに短絡レッヘル線は共振して,大きな電流が流れる。このようにして,2つの共振点の間隔 (半波長に相当) から波長を知ることができる。構造が簡単で,測定が容易であり,波長は数m~数 10cmの超短波の測定が可能である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by