デジタル大辞泉 「レティシア」の意味・読み・例文・類語 レティシア(Leticia) コロンビア最南端、アマソナス県の都市。アマゾン川に面する河港をもつ。ブラジルとペルーの国境に近く、水運の中継地となった。近年は観光業が盛んで、エコツアーの拠点として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「レティシア」の意味・わかりやすい解説 レティシアLeticia コロンビア南部,アマソナス特別地区の主都。人口2万3194(2005)。同国の最南端にあり,ブラジルおよびペルーとの国境のアマゾン河岸にある同国唯一の河港である。最近ブラジルとの間でアマゾン地域の共同開発が協議され,アマゾン観光の拠点としても開発されつつある。アヘンその他の密輸基地ともなっているようである。1932年から34年にかけてペルーとの間に国境紛争のあったところで,国際連盟の仲裁により34年6月,ペルーから返還された。執筆者:上谷 博 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報